三度目の 正直だけど 同廃で

40代男性
ご相談前ご相談後
借金総額
700
万円
0
万円
毎月の返済額
20
万円
0
万円

ご依頼の背景

借金の状況 約700万円
借金の理由 生活費・遊興費
借入先 銀行・カード会社
依頼者は、過去に2回自己破産の経験がある人でした。過去の自己破産にも相応の事情がありましたが、生活費の不足や一部は遊興等の浪費行為によって3度目の多重債務状態に陥ってしまいました。再度支払を続けていくことが厳しくなったことから、相談に至りました。

弁護士の見通し

裁判所の自己破産に対する審査は、破産の回数が多いほど厳しくなってしまいます。1回目の自己破産であれば大目に見てもらえたような事例であっても、2回目・3回目と回を重ねるほど厳しくなります。とりわけ、3回目となるとなかなか同時廃止を認めてもらえる事例は少なく、管財手続によって裁判所から免責の調査を受ける可能性が高いところです。

サポートの流れ

裁判所に事情をできる限りわかってもらいやすいように、詳細な事情聴取を行った上で破産・免責申立書を作成しました。また、上記のように免責不許可事由も認められる事案であったことから、依頼者にはそのような事情を振り返ってもらい、改善点すべき点をまとめた反省文を作成してもらいました。

結果

結果として、裁判所には管財事件ではなく同時廃止事件として処理することを認めてもらえました。管財費用を負担する資力に乏しい依頼者でありましたが、経済的な負担も必要最小限で済ませることができました。

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